ゲーム業界からのメッセージ

第一線で活躍する企業のメッセージを紹介してきた「ゲーム業界からのメッセージ」今回はインタビュー形式でお届けします

実現性ばかりを考えるよりも、こういったモノを創りたいという欲求を素直にぶつけてきてほしい。

河上 和弘さん

株式会社ジーン

第1開発事業部 / 事業部長

河上 和弘さん

当学院の卒業生は他校と比べて何か特徴はありますか?

比較的出来る子がそろっているなという印象があります。当社は毎年デザイナーを採用していますが、3Dのモデラーとしての能力は高いと思います。あと、本気でやりたいと思っている学生が多い印象があります。つきあいを始めさせて頂いた際、カリキュラムを見せていただいて他校と比べて2年制で休みが少なく、夏休みが短く徹底的に詰め込んでいる印象があって、学生がだれていない印象があります。

ゲーム業界に入るには、大学進学とゲームの専門学校ではどちらが有利か?

この業界は即戦力が欲しいという実態もありますので、特化して勉強している専門学校の方が圧倒的に有利だと思います。大学だと情報が無くバックアップもほぼ出来ていません。全部自分で調べて活動しないといけないですね。周りに聞いても分かる人もいませんし。当社の場合は大学生を採用する場合には基礎力、画力さえあれば入ってから育てようというスタンスです。ただ実質的には採用しているのは専門学校生です。

ゲームクリエイターを目指す人にアドバイスをお願いします。

最近は便利な作業者のような人が増えている印象です。自分が創りたいものは本当にあるのかなと思ってしまいます。必要な技術を学校で学んだ後に、実現性があるのかないのかばかりを考えるよりも、こんなこともやらせろ、あんなこともやらせろと若いんだから言ってきて欲しいです。こういったモノを創りたいという欲求を素直にぶつけてきて欲しいのです。

ゲームクリエイターに必要な資質はありますか?

クリエイターという言葉どおりで、クリエイティブなことを本気でしたいのかって事です。 とことん突き詰めることが出来るのか、困難よりもコレを創りたいという欲求が勝つような気持ちを持つことです。

異業種の社会人を経験し、再度勉強をしてクリエイターを目指す人が増えていますが学生の新卒からクリエイターになった人との違いはありますか?

一言で言うと覚悟が違う所です。一回遠回りしているので後が無い、周りに比べて年齢も上です。だからその分覚悟していると言うか、本気でクリエイターを目指している。本気で目指している人と一緒に働きたい。またクリエイターとして人生経験を積んでいることは重要で、何かを作り出したい、自分の考えたものを創りたいという欲求は年齢に伴った経験が元になって出てくるし、幅も生み出されてくるものでもあります。

ゲーム業界の今後の展望はどのようになって行くとお考えですか?

テレビの前でゲームを遊ぶ時代から、今後、よりスマホでゲームを遊ばれる機会が増えていくと思います。個人的には日常生活の様々な所にゲームという物が形を変えて入っていく楽しい未来を想像しています。

株式会社ジーン

2006年の創業。アーケードからコンシューマ、スマートフォンなど多彩なプラットフォームに対応し、年々変化が激しくなる業界でも「世界中のお客様に楽しさを提供する」ことを目標に進化し続けるゲーム開発会社

主な開発実績

  • パズドラ バトルトーナメント

  • リズム怪盗R

  • マジカル少女対戦